白井健三、「0.001点差V」に国際体操連盟も称賛「ずば抜けたツイスト能力強調」
体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は8日、種目別決勝が行われ、男子跳馬で白井健三(日体大)が14.900点をマークし、金メダルを獲得。2位はわずか0.001点差の“最少得点差V”で今大会、個人総合(銅メダル)、種目別床運動(金メダル)に続き、今大会3つ目のメダルを獲得した「ひねり王子」に対し、国際体操連盟(FIG)は「ずば抜けたツイストの能力が明確に強調」と称賛している。
跳馬で床に続く金は“最少得点差”…「ひねり王子」の本領に国際体操連盟も称賛
体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は8日、種目別決勝が行われ、男子跳馬で白井健三(日体大)が14.900点をマークし、金メダルを獲得。2位はわずか0.001点差の“最少得点差V”で今大会、個人総合(銅メダル)、種目別床運動(金メダル)に続き、今大会3つ目のメダルを獲得した「ひねり王子」に対し、国際体操連盟(FIG)は「ずば抜けたツイストの能力が明確に強調」と称賛している。
男子跳馬で日本勢として78年大会の清水順一以来39年ぶりの金メダル。歴史的快挙は、2位のイーゴリ・ラディビロフ(ウクライナ)と0.001点差という最少差で飾った。
FIGは公式サイトで「シライ、跳馬で紙一重」と見出しを打って記述。「2位とはわずか0.001点差で、このスポーツにおける最もわずかな差での勝敗となった」と“最少得点差V”に注目している。「シライは今大会2つ目の世界タイトルとなったが、2本とも彼のずば抜けたツイストの能力が明確に強調されていた」と床に続く金メダルを手放しに称賛していた。
今大会は個人総合予選で内村航平が故障で途中棄権し、日本男子を背負う立場となったが、力強く牽引。鮮烈な印象を世界に残した。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer