本田真凜、「守り」捨てて“シニアの壁”打破へ「自分でもハラハラしたい」
女子フィギュアスケートの本田真凜(関大高)が“シニアの壁”打破を誓った。
ジャパンOP5位から一夜、負けて知った「自分らしさ」とは? 「自分には守る必要がない」
女子フィギュアスケートの本田真凜(関大高)が“シニアの壁”打破を誓った。8日、初出場となるグランプリ(GP)シリーズに向けた記者会見に都内で出席。前日(7日)に行われたジャパンオープンで5位に終わったことを振り返り、「自分に守る必要はないと感じた。自分でもハラハラして演技できる構成にしたい」と、さらにハイレベルな演技に挑戦することを明かした。
16歳を「久しぶりに味わった気持ち」が変える。本田はシニア2戦目となったジャパンオープンで133.41点で女子6人中5位。トップの世界女王メドベージェワ(ロシア)とは実に18点以上の差をつけられた。
「自分に欠けていることを学べた。久しぶりに悔しさを味わったけど、それは自分の中で大切な気持ち。しっかりと自分の中で(心に)留めておきたいなと思いました」
ジュニアでは世界選手権で優勝するなど、トップに君臨していた天才少女。シニア初戦のUSインターナショナルでは圧巻のVデビューを飾ったが、一転、初の国内戦はホロ苦いものとなった。しかし、ただで転ぶつもりはない。
「悔しさ」の中から、しっかりと「足りないもの」を見つけたという。