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21歳の米有望株ガルシア、デービスとの無敗対決熱望も… メディアは時期尚早の指摘

ボクシングのトッププロスペクト(若手有望株)、20勝(17KO)の21歳ライアン・ガルシア(米国)が、WBA世界ライト級正規王者で、23勝(22KO)でKO率95.7%を誇る、ガーボンタ・デービス(米国)との対戦を熱望している。米メディア「ボクシングニュース24」が伝えている。

ガーボンタ・デービスとライアン・ガルシア(右)【写真:Getty Images】
ガーボンタ・デービスとライアン・ガルシア(右)【写真:Getty Images】

20戦全勝ガルシアは「DAZN」PPVでのデービス戦プランをぶち上げ

 ボクシングのトッププロスペクト(若手有望株)、20勝(17KO)の21歳ライアン・ガルシア(米国)が、WBA世界ライト級正規王者で、23勝(22KO)でKO率95.7%を誇る、ガーボンタ・デービス(米国)との対戦を熱望している。米メディア「ボクシングニュース24」が伝えている。

 実現するなら注目のマッチアップだ。同メディアは「ライアン・ガルシアはガーボンタ・デービスとDAZNの80ドルのPPVでガーボンタ・デービスとの試合を熱望している」と見出しを打った記事では、ガルシアの意気込みを伝えている。

 ガルシアはスポーツチャンネル「DAZN」のペイバービュー(PPV)での対戦を希望。実現するならDAZNの加入者が増え、PPVの売り上げは相当なものになるだろうと、自信満々の様子だ。価格は75~80ドル(約8600円)になるという。

 一方で記事では、ガルシアのこの目論見はボクシング界において歓迎されているわけではないという。

「ガルシアはタンク・デービスとの試合を新型コロナウイルスの感染拡大が収束した後に開催したいと考えていた。しかし不運なことにこれが収束するのはいつになるのか誰も知らない。それに伴いガルシアは『DAZN』にとって初めてのPPVで放送するというアイデアを明かしているが、これは評判が良いものではない。

 ボクシングファンは試合を見るために月額や年額のストリーミングサービスを払うことはもうしている。その中でライアン・ガルシア対タンク・デービスの試合を見るためにいきなり80ドルを払うだろうか。どうもしっくりこない。まだ実力を完全に証明しきれていない2人の若いファイターが戦うには良いタイミングとは言えない」

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