新型コロナ禍で… ケニアで陸上選手12人逮捕の衝撃、BBC報道「規則を守らなかった」
国際的に有名なランナーはおらず、他国出身で合宿中の選手も
ランナーのヘッドコーチを務めるジョセフ・チェロメイ氏はBBCスポーツ・アフリカに対して、「ランナーが走り終えようかというところで、医療関係者が彼らを目にした。そして、逮捕しようと警察に応援を求めていた」と当時の状況を語っている。
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今回現場となったイテンは“ホーム・オブ・チャンピオンズ”とも呼ばれ、世界レベルのアスリートたちの合宿場所としても知られているという。現在は合宿所は閉鎖されており、選手たちは個々にトレーニングしていたことも報じられている。
記事では「なお、12人のランナーは一度に逮捕されたわけではなく、各自別々に逮捕されたという。このランナーのグループに国際的に有名な選手はおらず、エストニアやバハマといった出身の選手も含まれていた」とも伝えている。
政府が定めた「人の集まり」及び「スポーツ活動」の禁止を破ったとされたことで発生した今回の逮捕劇。感染拡大を防ぐためにはやむを得ない措置ではあるが、自宅などでのトレーニングでは限界のあるアスリートにとっては厳しい現実だ。
(THE ANSWER編集部)