井上尚弥、延期の次戦は6月開催か カシメロ陣営が示唆「練習の予定を再編成した」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による延期が決まった。コロナ禍に終息の気配は見えず、現時点で開催時期は未定だが、カシメロのプロモーター、ショーン・ギボンズ氏は6月に行われる可能性を示唆している。フィリピン地元紙「フィリピンスター」が報じている。
ラスベガスに残って調整を続けるカシメロ、外出は買い物だけ
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による延期が決まった。コロナ禍に終息の気配は見えず、現時点で開催時期は未定だが、カシメロのプロモーター、ショーン・ギボンズ氏は6月に行われる可能性を示唆している。フィリピン地元紙「フィリピンスター」が報じている。
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井上とカシメロの3団体統一戦は延期が決定したが、ラスベガスでトレーニングを続けているWBO王者。近況を伝えている同紙によると、プロモーターのギボンズ氏は6月開催の可能性を口にしているという。
記事によると、ギボンズ氏は、延期は60日間ほどだと示唆。その上で「我々はカシメロのトレーニングスケジュールを再編成した。従って、彼は燃え尽きていない。全てが通常に戻った時には、カシメロはスムーズにハードなトレーニングに移行できる。私たちはカシメロがイノウエと戦う時にピークを持っていくことが出来ると確信している」と自信を覗かせているという。
母国には戻らず、現在もラスベガスの賃貸住宅で井上戦に備え続けているカシメロ。新型コロナウイルスの影響で世界有数の観光地のホテル、カジノなどは次々と休業に入っている。そんな状況でカシメロは「唯一4マイル(約6.4キロ)離れたフィリピン系の店に買い物に行くときだけ、外出している。そしてミットとシャドーを15か16ラウンドすることを毎日続けている」という。