“e八村塁”が大暴れ 連続ブロックから豪快ダンクに米喝采「5分間は本物かと思った」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁が21日(日本時間22日)、本拠地のバックス戦で大暴れを見せた。連続ブロックでボールを奪うと、自ら切り込んで豪快なダンクを披露。しかし、チームは61-80で敗れた。
中断中のNBA、21日の試合を人気ゲームのシミュレーションを用いて放送
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁が21日(日本時間22日)、本拠地のバックス戦で大暴れを見せた。連続ブロックでボールを奪うと、自ら切り込んで豪快なダンクを披露。しかし、チームは61-80で敗れた。
12-9の第1クォーター残り3分33秒。自陣ゴール前に立ちはだかる八村は、相手のシュートをブロック。再びボールを手にした相手に対し、右手を思い切り伸ばしてまたも阻止した。そのままボールを奪った背番号8は自らドリブルでカウンター。3ポイントライン手前で華麗にディフェンスをかわすと、両手でダンクを叩き込んだ。ゴールが揺れるほどの豪快なシーンだ。
NBAは新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン中断中。なぜ、試合をやっているのだろうか。実はテレビゲームの世界なのだ。再開を心待ちにしているファンへ、ウィザーズの地元放送局「NBCスポーツ・ワシントン」が行った画期的な取り組み。試合前に報じられた同局の記事では「NBCスポーツ・ワシントンとモニュメンタルスポーツ・ネットワーク社が、ウィザーズのシミュレーション試合を放送する」と説明されていた。
21日に予定していたウィザーズ―バックス戦を人気ゲーム「NBA 2K20」でシミュレーション。試合の模様を放映したのだ。ウィザーズ公式ツイッターは「ルイによる好プレーの連発」と“大暴れ”した八村のプレー動画を公開。コメント欄には「俺が今まで見たルイのプレーの中で最高だ」「試合は負けちゃったね」とファンの反響が集まり、「5分間は本物かと思ったよ」とリアルな映像に驚く人もいたようだ。
先発し、“e八村”としてもファンを沸かせたルーキー。試合には敗れたが、ファンにとってはつかの間のリフレッシュになったのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)