羽生結弦に新たな勲章 米スケート連盟主催の“ファン投票トーナメント”で堂々の優勝
フィギュアスケートの世界選手権は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)のシーズンを締めくくる演技はお預けとなったが、新たな勲章を手にしていた。米スケート連盟が主催するファン投票で、16選手のうち堂々のNo.1に。海外ファンからも圧倒的な支持を受けていることが改めて明らかになった。
米連盟が「ガラ・マッドネス」を主催、ツイッター上のファン投票で羽生が優勝
フィギュアスケートの世界選手権は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)のシーズンを締めくくる演技はお預けとなったが、新たな勲章を手にしていた。米スケート連盟が主催するファン投票で、16選手のうち堂々のNo.1に。海外ファンからも圧倒的な支持を受けていることが改めて明らかになった。
羽生が見事に頂点に立ったのは米連盟が主催するファン投票「ガラ・マッドネス」だった。「ガラ・マッドネス」には男女問わず16人のスケーターがノミネート。公式サイトによると、トーナメント形式で、スケーターのパフォーマンス(動画)に基づいた1対1の対戦形式。そのパフォーマンスは、2019-20シーズンでのフィギュアファンから支持が集まったもので、ツイッター上でより多くの票を集めたものが次戦に進むという。
日本からは羽生と、友野一希がノミネート。羽生は1回戦でアンナ・シェルバコワ(ロシア)と“対戦”し勝利。続く準々決勝でもナム・グエン(カナダ)を下して準決勝へ。そして決勝進出をかけた相手は友野だったが、後輩に貫録を見せてファイナルへと進出した。
最後の相手はジェイソン・ブラウン(米国)。同門対決となった決勝は1万1281票が集まったが、75%を超える支持を集めた羽生が勝利。見事に頂点に立った。
米スケート連盟の新たな試みとなった「ガラ・マッドネス」。ノミネート選手の基準が不明などと、ネット上ではファンの賛否も呼んでいるようだが、羽生の人気の高さは改めて浮き彫りとなった。
(THE ANSWER編集部)