メイウェザーの叔父ロジャー氏が死去 元2階級王者で“マネー”支えた名トレーナー
ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)の叔父で、トレーナーも務めた元2階級世界王者のロジャー・メイウェザー氏が17日(日本時間18日)に死去したことがわかった。享年58歳。元パートナーのジョシ・ハリスさんが11日に車中で遺体で発見されたばかりのメイウェザーは新たな悲痛な状況に直面している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
陣営は声明発表「我々にとって堪え難い喪失」
ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)の叔父で、トレーナーも務めた元2階級世界王者のロジャー・メイウェザー氏が17日(日本時間18日)に死去したことがわかった。享年58歳。元パートナーのジョシ・ハリスさんが11日に車中で遺体で発見されたばかりのメイウェザーは新たな悲痛な状況に直面している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
ロジャー氏は現役時代、18年間のキャリアで、2階級制覇を果たした後、現役引退後もトレーナーとして活躍。兄に当たるメイウェザーの父、シニア氏とともに、「マネー」の異名で知られる50戦無敗王者の甥を指導したことで、名トレーナーとしても名を馳せていた。
長きに渡り、糖尿病を患っていたというロジャー氏について、記事では「彼はボクシング界で最も有名な一族の1人で、スーパースター、フロイド・メイウェザーの叔父として、キャリアの長きに渡り指導した」と功績を紹介している。
3人の子供をもうけていた、かつての内縁の妻、ハリスさんを喪ったばかりのメイウェザーにとってはまたしても悲痛な事態に。
「叔父は私の人生において、リング内外で最も重要な存在の1人だった。ロジャーはボクシング界の偉大なチャンピオンで、最高のトレーナーの1人だった。不運なことに彼の健康状態は悪化していたので、ここで永眠することになりました」と声明を発表。そして、「我々にとって堪え難い喪失」とロジャー氏の死を嘆いていた。
(THE ANSWER編集部)