井上尚弥の統一戦延期は“悲報” 米メディアも嘆き「ファンにとって最高の試合が…」
ボクシングの米興行大手トップランクは16日(日本時間17日)、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3、4月に予定されていた全興行の延期を発表。4月25日(同26日)に米ラスベガスで予定されていたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)―WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦も延期となった。米メディアは「ファンにとって最高の試合になるはずだった」と嘆いている。
現地米国でも続々反応、米記者「サヨナラ、井上戦」「何の驚きはないが」
ボクシングの米興行大手トップランクは16日(日本時間17日)、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3、4月に予定されていた全興行の延期を発表。4月25日(同26日)に米ラスベガスで予定されていたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)―WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦も延期となった。米メディアは「ファンにとって最高の試合になるはずだった」と嘆いている。
ボクシング界を直撃する新型コロナ禍の影響で、井上の聖地ラスベガスデビューも延期となった。米メディア「ボクシングニュース24」もこのニュースを速報した。
「トップランクはノックアウトアーティストのカシメロとのマッチアップで米国でのイノウエ人気を高め続けようとしたが、コロナウィルスがこの計画を阻止した。これはファンにとって最高の試合になるはずだった」
記事では、パウンド・フォー・パウンドで3傑に選出されるモンスターのベガス上陸戦延期は本場・米国のボクシングファンにとっても“悲報”と伝えている。
ツイッター上でも米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマイク・コッピンガー記者は「サヨナラ、井上対カシメロ」、米スポーツ専門局「ESPN」のダン・ラファエル記者は「何も驚きはないが、トップランク社は3月と4月のイベントを全て延期した」と速報した。
2020年ボクシング界の「ハイライト」として地元メディアから注目されていた日本人初の3団体統一戦とあって、延期という事態は高い注目度で報じられていた。
(THE ANSWER編集部)