新星デービス、4階級制覇王者サンタクルス戦が浮上 6月対戦で交渉中と米報道
ボクシングのWBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)。通算23勝(22KO)でKO率は驚異の95.7%を誇る新星に、4階級制覇王者レオ・サンタクルス(メキシコ)との一戦の可能性が浮上した。米メディアは、両陣営が6月の試合に向けて交渉中であると伝えている。
デービスはKO率95.7%も、サンタクルスは冷静「彼の存在は何も怖くない」
ボクシングのWBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)。通算23勝(22KO)でKO率は驚異の95.7%を誇る新星に、4階級制覇王者レオ・サンタクルス(メキシコ)との一戦の可能性が浮上した。米メディアは、両陣営が6月の試合に向けて交渉中であると伝えている。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ガーボンタ・デービスとレオ・サンタ・クルスが6月にLAで対戦か」と記事を掲載。「ガーボンタ・デービスが語ったところによると、レオ・サンタクルスと6月にLAで戦うとして交渉中だという」と報じている。
デービスは元5階級王者フロイド・メイウェザー氏が手掛ける「メイウェザー・プロモーションズ」に所属する25歳。期待の新星に対し、サンタクルスは37勝1敗1分。昨年11月にはWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座決定戦でミゲール・フローレス(米国)を破り、4階級制覇を達成した。サンタクルスは同メディアにこう語っているという。
「もしガーボンタと俺が戦うのなら、俺はフローレスと戦ったときよりもさらにハードにならなくてはいけない。しかし彼の存在は何も怖くない。4ラウンド以降、彼は疲れて、俺に圧倒されるだろう。これが彼を倒すゲームプランだ」
同メディアは「報酬などのビジネス的部分に加え、両者はどの体重で戦うかをはっきりする必要がある」と、具体的な条件がまだ決まっていないことを伝える一方で「レオ・サンタクルスが語ったところによると、彼はデービスと戦うとするなら135パウンドか130パウンドにするという。しかし彼の好みはジュニアライト級である」としている。
新型コロナウイルスの影響も考慮する必要がありそうだが、果たして実現するのかどうか、注目だ。
(THE ANSWER編集部)