「イノウエを待つなら最高だ」 ナバレッテの7月V6戦Sバンタム級残留で米記者指摘
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が、7月に6度目の防衛戦に挑む計画が明らかになっている。噂されるフェザー級転向を見送った理由について、米記者は「ナオヤ・イノウエを待つためにスーパーバンタム級に留まっているとすれば、最高じゃないか」と対戦の可能性に触れている。
階級変更が噂されるナバレッテ、V6戦は7月にSバンタム級と米記者報道
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が、7月に6度目の防衛戦に挑む計画が明らかになっている。噂されるフェザー級転向を見送った理由について、米記者は「ナオヤ・イノウエを待つためにスーパーバンタム級に留まっているとすれば、最高じゃないか」と対戦の可能性に触れている。
ナバレッテは2月22日にジェオ・サンティスマ(フィリピン)に11回2分20秒KO勝ちし、王座奪取から1年2か月で早くも5度目の防衛に成功。14か月で5試合とハイペースで防衛を重ねるメキシカンはフェザー級転向を示唆していた。
しかし、米スポーツ専門局「ESPN」のスティーブ・キム記者は自身のツイッターに「サンフェルプロモーションのフアン・カルロスによると、彼は7月に試合を行い、防衛戦に臨むことになるだろう(122ポンドで)。ウェートを上げる話題は存在していた」と投稿。ナバレッテのスーパーバンタム残留を報じている。
さらに、ナバレッテの同級残留の裏側について、キム記者は「ナバレッテがナオヤ・イノウエを待つためだけに122ポンドに留まり続けているのではないか、と私は考えている。もしもそうなら……最高じゃないか」とツイートしている。4月25日にWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦に臨むWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。ナバレッテは1階級上のスーパーバンタム級で待っているのでは、と推測していた。
井上は当面の間、バンタム級で戦う意向を示している。ナバレッテは以前から海外メディアで井上との対戦を望む発言をしていた。将来、両者は拳を交えることになるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)