チェン、世界選手権中止に理解「正しい判断」 羽生結弦との対決は来季に持ち越し
18日に開幕予定だったフィギュアスケートの世界選手権(カナダ・モントリオール)は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、中止となった。男子で3連覇を狙っていたネイサン・チェン(米国)は米メディアのインタビューに応じ、「人々の為に正しい判断だった」と理解を示している。
18日開幕予定、V3かかる世界選手権は中止に…「少し残念です」ともコメント
18日に開幕予定だったフィギュアスケートの世界選手権(カナダ・モントリオール)は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、中止となった。男子で3連覇を狙っていたネイサン・チェン(米国)は米メディアのインタビューに応じ、「人々の為に正しい判断だった」と理解を示している。
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国際スケート連盟(ISU)は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響から、世界選手権の中止を発表。これを受け、チェンは米スポーツ専門局「NBCスポーツ」電子版に掲載された電話インタビューで、次のようにコメントしている。
まず、ISUの判断については「このようにわずかな時間で急速に感染が広がっていることを考慮すると、総じて、人々の為に正しい判断だったと思います」と理解を示した。「アスリートとして、多くの時間をこれに向けて努力してきました。だから少し残念です。だけど大会は毎年行われるので、私たちはそれに向けて準備をします」と前を向いたという。
同局は「ISUは2020年後半での世界選手権の開催の可能性を議論しているという声明を出した。しかし、それは10月より前ではないという」と伝えている。これにチェンは「私たちはできるだけ準備はしますが、秋の世界選手権は現実的ではないでしょう。それには懐疑的です」と話したという。
チェンは18、19年大会を制覇。3連覇がかかる今大会は羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)らと対決が注目されていたが、来シーズン以降に持ち越しとなった。
(THE ANSWER編集部)