沿道に観衆2万5000人 東京マラソンに続き、観戦自粛要請も雨中にファン目立つ
残り1枠の東京五輪代表切符を争う名古屋ウィメンズマラソンが8日、ナゴヤドーム発着の42.195キロで行われ、一山麻緒(ワコール)が2時間20分29秒で7年ぶりの日本人V。1月の大阪国際で松田瑞生(ダイハツ)が記録した2時間21分47秒を上回り、東京五輪女子マラソン最後の代表に内定した。好記録で盛況に終わったが、新型コロナウイルスが蔓延する中で開催し、主催者が沿道に2万5000人の観戦者がいたことを発表した。昨年大会は38万人だった。
主催者が発表、昨年は38万人
残り1枠の東京五輪代表切符を争う名古屋ウィメンズマラソンが8日、ナゴヤドーム発着の42.195キロで行われ、一山麻緒(ワコール)が2時間20分29秒で7年ぶりの日本人V。1月の大阪国際で松田瑞生(ダイハツ)が記録した2時間21分47秒を上回り、東京五輪女子マラソン最後の代表に内定した。好記録で盛況に終わったが、新型コロナウイルスが蔓延する中で開催し、主催者が沿道に2万5000人の観戦者がいたことを発表した。昨年大会は38万人だった。
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レースは新型コロナウイルスの影響を考慮して一般ランナーの参加を中止し、女子マラソンの東京五輪代表最終選考を兼ねた「エリートの部」のみ実施した。発着最寄り駅の構内には「沿道での観戦はご遠慮ください」と大きく赤字で書かれた看板を掲示。関係者も入館時に手指のアルコール消毒、マスク着用が必須となるなど、厳戒態勢の中で始まった。
1日の東京マラソンでも新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、一般ランナーの参加を取りやめてエリートの部約200人の参加という措置をとって行われた。沿道での応援も自粛要請が出されたが、主催財団の集計では例年の10分の1以下となる7万2000人のファンが集結していた。
(THE ANSWER編集部)