ロマゴン、次戦相手に井岡一翔を熱望 「本当に検討しているのはイオカとの統一戦だ」
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は2月29日(日本時間3月1日)、元4階級制覇王者の挑戦者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が王者カリド・ヤファイ(英国)を9回TKOで下し、王座奪取に成功した。再び頂点に輝いたロマゴンは次戦の相手を指名。日本で7月に、WBO同級王者・井岡一翔(Reason大貴)と対戦する意向を明らかにしたという。ニカラグア地元紙「ラ・プレンサ」が「エストラーダでも、ナオヤ・イノウエでもない」と特集している。
王座に返り咲いたロマゴン、次戦の相手として熱望しているのは井岡
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は2月29日(日本時間3月1日)、元4階級制覇王者の挑戦者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が王者カリド・ヤファイ(英国)を9回TKOで下し、王座奪取に成功した。再び頂点に輝いたロマゴンは次戦の相手を指名。日本で7月に、WBO同級王者・井岡一翔(Reason大貴)と対戦する意向を明らかにしたという。ニカラグア地元紙「ラ・プレンサ」が「エストラーダでも、ナオヤ・イノウエでもない」と特集している。
強打復活、ヤファイを豪快なKOで沈めた。かつてパウンド・フォー・パウンドの頂点に君臨したロマゴン。ヤファイを倒してスーパーフライ級の王座を再び手にしたが、注目の次戦について言及している。
同紙は「フアン・フランシスコ・エストラーダでも、ナオヤ・イノウエでもない。ローマン・ゴンザレスは日本で7月に統一戦を発表する」の見出しで報じ、ゴンサレスのコメントを紹介している。
「陣営と話し合っている。我々が本当に検討しているのはカズト・イオカとの統一戦だ。ボクシングの世界では全てが一変してしまうことはあるけれど、ね。7月に行う可能性がある」
待望論が浮上していたスーパーフライ級最強と称されているWBC王者エストラーダ(メキシコ)や、過去に2度敗れている元WBC王者シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(タイ)ではなく、日本の4階級制覇王者の井岡に狙いを定めているようだ。
「とりあえずは15日間程度はカラダを休めたい。試合後には自然な痛みもある。127から130ポンドを維持したい。減量にも気を配って、フィジカルトレーニングを積む。次の試合の契約準備を進める」
ロマゴンはこうも語ったという。特集で「彼(井岡)はヤファイよりも優れたファイター」と評価された日本人チャンプは、かつてのPFP最強の男と拳を交えることになるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)