なぜレッドではないのか 米GKの豪快過ぎるハンドに海外賛否「他国なら一発退場だ」
海外サッカー、米メジャーリーグサッカー(MLS)、開幕節で物議を呼ぶプレーが生まれた。29日(日本時間1日)のナッシュビルSCと、アトランタ・ユナイテッドの一戦。ナッシュビルSCのGKがセンターサークル付近まで飛び出すもボールを奪えず、相手チームにがら空きのゴールを狙ってシュート打たれたが、これを手で阻止してしまう。明らかな故意ハンドだったが、結果はレッドではなくイエローカード。一体なぜなのか――。ファンからも賛否の声が上がるプレーを海外メディアが動画付きで公開している。
米MLS開幕戦で衝撃シーン、GKがセンターサークル付近でハンドを犯すも…
海外サッカー、米メジャーリーグサッカー(MLS)、開幕節で物議を呼ぶプレーが生まれた。29日(日本時間1日)のナッシュビルSCと、アトランタ・ユナイテッドの一戦。ナッシュビルSCのGKがセンターサークル付近まで飛び出すもボールを奪えず、相手チームにがら空きのゴールを狙ってシュート打たれたが、これを手で阻止してしまう。明らかな故意ハンドだったが、結果はレッドではなくイエローカード。一体なぜなのか――。ファンからも賛否の声が上がるプレーを海外メディアが動画付きで公開している。
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なぜ、このプレーで一発退場ではないのか。問題のシーンは後半アディショナルタイムだった。アトランタのGKが大きくけり出したボールに、1点ビハインドのナッシュビルSCのGKウィリスは一気に飛び出してボールをキープしようとする。しかしうまくトラップできず、ボールを相手に奪われてしまう。
当然ナッシュビルSCのゴールはがら空き。ボールを拾ったアトランタMFバルコにロングシュートを打たれてしまう。次の瞬間だ。
ウィリスはこのシュートを平然と手を使って阻止したのだ。当然、ペナルティエリアまでは戻っていない。明らかなハンドだったが、これに審判が提示したのはレッドではなくてイエローカードだった。
一部始終を動画付きで投稿しているのは、米スポーツ専門局「ESPN」サッカーアカウントの公式ツイッター。こちらにはファンの声も集まっており、「妥当な判断だ……あれが絶対に決定機だと判断はできない」「明らかに、あれは妥当な判断だった」と審判の判断を支持する声も一定数はあったが、一方で「中継で見ていたけど、『一体どういうことだ』って思ったよ。他の国のリーグならレッドカードだよね!」「あれは退場だろ」「あの主審は冗談か」「いつだって(あのプレーは)一発退場だよ!」など審判への批判の声が大勢を占めていた。