3団体統一王者ジョシュアに警告、フューリー父「元に戻れなくなるぞ」

　ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー（英国）は、次戦に3団体統一王者アンソニー・ジョシュア（英国）と対戦する可能性がある。実現すれば世界中のボクシングファンが期待する4団体統一戦のビッグマッチとなるが、フューリーの父はジョシュアに対し「息子にちょっかいを出すな」「人生を惨めにするぞ」と戦わないように警告している。

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　フューリー父が“逃亡指令”を出している。コメントを報じたのは、米メディア「ボクシングニュース24」だった。「ジョン・フューリー：タイソンはアンソニー・ジョシュアを破壊するだろう。元通りにはならなくなるぞ」の見出しで記事を掲載し、フューリーの父・ジョン氏の様子を伝えている。

　フューリーは22日（日本時間23日）にデオンテイ・ワイルダー（米国）との再戦を制して王座奪取に成功。ジョシュアとの夢の4団体統一戦が期待される中、同メディアは「ジョン・フューリーがアンソニー・ジョシュアに、“破壊”されたくなければ近寄るなと警告し、息子と対戦した場合は二度とボクシングができなくなるだろうと話した」としている。

　ジョン氏が英専門メディア「iFL TV」のインタビューに応じた様子を記事にしたもの。iFL TVはジョン氏の動画を公開し、ジョシュアへの敬意を込めた言葉も含めて紹介している。

「AJ（アンソニー・ジョシュア）、君の人間性について悪く言うのではない。君は愛すべき若者だ。ベルトも持っている。でも、タイソンと戦うということに関していえば（ジョシュアは）真のファイターじゃないと思うぜ」