ナバレッテが11回TKOで5戦連続KO防衛 “根性の13連打”で決着、1年2か月で早くもV5
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが22日(日本時間23日)、米ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナで行われ、王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が同級5位ジェオ・サンティスマ(フィリピン)に11回2分20秒TKO勝ちを収めた。王座奪取から1年2か月で早くも5度目の防衛に成功。WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)と元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)のメインイベントを前に猛ラッシュを見せつけた。
1年2か月で6戦全勝、井上尚弥戦望んでいたメキシカンがV5
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが22日(日本時間23日)、米ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナで行われ、王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が同級5位ジェオ・サンティスマ(フィリピン)に11回2分20秒TKO勝ちを収めた。王座奪取から1年2か月で早くも5度目の防衛に成功。WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)と元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)のメインイベントを前に猛ラッシュを見せつけた。
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ナバレッテが19勝(16KO)2敗の23歳を退けた。序盤からリーチを生かしたタイミングのいいジャブで主導権を握る。3回には前に出てくる挑戦者に対し、ワンツーからの左ボディーでダメージを効かせた。しかし、4回に左フックをもらってバランスを崩す。猛然と打ち返したが、ダメージは明らかだった。
前半の猛攻で中盤に疲れを見せたナバレッテ。相手のカウンターを受ける場面もあり、手数が減った。10回に再び息を吹き返してラッシュ。11回にもロープ際に追い詰めてパンチを浴びせ続ける。なかなか屈しない挑戦者だったが、最後は王者がコーナーで拳をぶつけ続けてレフェリーがストップをかけた。
2018年12月にアイザック・ドグボエ(ガーナ)から王座奪取。昨年だけで4試合を行い、25歳で30勝(26KO)1敗の戦績を誇る。以前には、米メディアに対し「モンスター・イノウエは誰もが対戦を切望するファイターだと思う。オレもそのリストに入っている。彼のようなファイターと対戦できることは喜びだ。122ポンドで彼を歓迎したい」と語り、WBAスーパー&IBFバンタム級王者・井上尚弥(大橋)が階級を上げた場合の対戦に意欲を示していた。
(THE ANSWER編集部)