17歳伊藤ふたばがジャパンカップ2冠 スピード急成長の理由は「トモアスキップ」
日本代表HCも評価「10代の成長は頼もしい」
「昨年と比べてトモアスキップに変えたところが一番違う。タイムが変わってきた。ミスのリスクも上がるけど、タイムを上げるのが先。0秒2くらい変わりますね」
東京五輪代表入りは決まっていないが、期待のかかる若き新ヒロイン。日本代表の安井博志ヘッドコーチ(HC)は「伊藤は下半身が強くなってきた。動きの反復性も上がっていますね。スピードが得意種目になってきている」と評価。世界と比べ、日本勢の弱点とされるスピードで成長を見せた。同HCは「我々は2024年のパリ五輪も狙っている。10代の成長は頼もしい」と喜んだ。
3月7、8日にはリードのジャパンカップを控える。伊藤は「しっかり勝ち切れるようになってきた。メンタル面も成長していると思う。自分のできることを続ければ結果はついてくると思います」と3冠を視野に入れた。笑顔を輝かせる17歳が飛躍を目指す。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)