闘ったアデトクンボ、球宴惜敗も「凄く楽しかった」ワケ 「プレーオフみたいな…」
将来的なダンクコンテスト出場については否定「自分が争えるわけがない」
数年前、コービー氏がツイッターでMVPを獲るようにとチャレンジを仕掛け、それを見事達成したアデトクンボ。偉大なレジェンドの“遺産”をどう継承していくか聞かれ、「最初からやっていることをやるだけ。成長し続け、謙虚に、チームメートを助けることさ。でも最終的に最も大切なことは、成長を続けること。チャンスがある時はいつでも決意を胸にプレーすること」と「マンバ・メンタリティ」の実行を誓った。
会見の最後に、前日15日(日本時間16日)に行われたダンクコンテストについて質問を受け、1度出場したことのあるイベントに再び挑戦する可能性はあるか聞かれると「ない」と即答し、会見場には笑いが起きた。
「昨日のダンクコンテストに出場した選手たちと自分が争えるわけがない。無理だよ。なぜなら、昨日見たいずれのダンクも初めて見るようなものだった」と理由を説明したアデトクンボ。バックスのチームメートであるパット・カナトンのパフォーマンスを引き合いに出し、今回のダンクコンテストがどれだけハイレベルだったかを力説した。
「本当にクレイジーだよ。パット(・カナトン)がクリスチャン(・イエリッチ)を飛び越えたにもかかわらず、45点しかもらえなかった。過去のコンテストなら、人間を飛び越えれば50点をもらえていたんだ。それぐらいハイレベルだったということ。みんな、楽しんだだろうね」
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)