怪物ワイルダー、“ヘビー級史上最強”を宣言 KO勝率98%「俺が最も強い拳を持つ」
ボクシングのWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は今月22日に元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との“世紀の再戦”を迎える。各所で舌戦を繰り広げていた2人の戦いまで残すところ10日余りとなったが、ワイルダーは「ヘビー級最強ボクサー」を宣言するなど、相変わらずのビッグマウスぶりのようだ。海外メディアが報じている。
「引退した時、俺が史上最高のヘビー級ボクサーだ」と米メディアに語る
ボクシングのWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は今月22日に元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との“世紀の再戦”を迎える。各所で舌戦を繰り広げていた2人の戦いまで残すところ10日余りとなったが、ワイルダーは「ヘビー級最強ボクサー」を宣言するなど、相変わらずのビッグマウスぶりのようだ。海外メディアが報じている。
「引退した時、俺が史上最高のヘビー級ボクサーだ」というワイルダーの言葉を伝えたのは、米専門メディア「ボクシングシーン.com」だ。
記事ではワイルダーは「俺がボクシングから去った時、俺はヘビー級史上最高の男として知られることだろう。それが俺の目指すところさ」と発言しているという。同級レジェンドには、マイク・タイソン、ジョージ・フォアマン(ともに米国)などがいるが、引退時には過去の名選手をも自身が上回っていると考えているようだ。
さらに続けて「俺が引退してしまうと、人々はうろたえるだろう。だって、俺の戦う姿をもう見られないからな。だから、現役でいる間はファンに多くのものを与えていくつもりさ。ボクシングの歴史において、俺が最も強い拳を持った男さ」と語ったという。
22日に再戦するフューリーは、43戦のキャリアで唯一白星を逃し、引き分けに終わった相手だ。リング外でもこれまで数々の舌戦を繰り広げているが、記事によるとワイルダーは「フューリーとの試合は俺の遺産に加わることになる。ヤツはヘビー級の中でも最高の男だろう」とフューリーの実力を認めているようだ。
ワイルダーはさらに続けて「フューリーをノックアウトし、俺の履歴書にヤツの名前を書き込むことができれば驚きだな」「フューリーとの試合は、偉大な戦い、世界最高の試合の1つだ」と発言しているという。“世紀の再戦”に向けて気持ちを高ぶらせているようだ。
「俺にはもう6年は現役の時間が残されているだろうが、俺が引退してしまうと気が狂ってしまう人間もいるだろう。満足感を得られなくなるからな」と話しているというワイルダー。通算42勝のうち、実に41戦がKO勝ち。驚異のKO勝率98%を誇る怪物は「2・22決戦」でどのような戦いを披露してくれるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)