井上尚弥VSリゴンドーをリング誌編集長が熱望 「正当」と予想した結果はやっぱり?
ボクシングの元WBAスーパー&WBO世界スーパーバンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は8日(日本時間9日)、米ペンシルバニア州アレンタウンで行われたWBA世界バンタム級正規王座決定戦でリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と激突。2-1の判定勝ちで2階級制覇を達成した。米専門誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長は健在ぶりを見せたリゴンドーとWBAスーパー王者の井上尚弥(大橋)との対戦を熱望した上で「モンスターの正当なKO勝ち」を予想している。
WBA正規王者となったリゴンドーとの対戦に期待「この試合が実現すること願う」
ボクシングの元WBAスーパー&WBO世界スーパーバンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は8日(日本時間9日)、米ペンシルバニア州アレンタウンで行われたWBA世界バンタム級正規王座決定戦でリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と激突。2-1の判定勝ちで2階級制覇を達成した。米専門誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長は健在ぶりを見せたリゴンドーとWBAスーパー王者の井上尚弥(大橋)との対戦を熱望した上で「モンスターの正当なKO勝ち」を予想している。
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7回に強烈な左でダウンを奪うなど強さを見せたリゴンドーだが、カウンター狙いの慎重な戦術に観衆は大ブーイング。ただ、罵声に負けずにらしさを貫き、判定勝ちを収めたキューバのレジェンドに対し、フィッシャー編集長は試合後にツイッターで独自分析した。
「リゴは左の強烈な一撃を繰り出した瞬間に、判定勝ちを認められたのかもしれない。だが、この勝利の重要さに関して大騒ぎしないように(彼が手にしたのは118ポンドの2番目のベルトなのだ)。ソリスはリング誌、ESPN、国際的評価でもランク外だ」
昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で井上が5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)を倒し、スーパー王者の座に就いた際、空位になったWBAの正規王者の座を手にしたリゴンドー。ソリスという相手の格を考慮しても重要な勝利ではないと編集長は指摘していた。
さらに、チャンスでも深追いせず、見せ場をあえて作らない慎重なスタイルで知られるリゴンドーの塩試合に辟易したファンがツイッターで「モンスターの餌食になるべき。リゴの苦痛を終わらせて」と悲痛な叫びを上げると、フィッシャー編集長は「このファイトが実現することを願う」とツイート。モンスター対ジャッカルの新旧対決を熱望した。
「イノウエにとっては簡単にはいかないだろう」と苦戦予想するファンの声に対し、「確かに、簡単ではない。だが、モンスターのスピード、アウトサイドボクシング、反射神経は彼に正当なKO勝ちをもたらすと思う。みんながそれを目撃することを私は望む。すぐに、だ」とツイート。スピード、技術、反射神経という3つの優位性を示し、井上のKO勝ちを予想した。
(THE ANSWER編集部)