渡邊雄太、守備で存在感「+7」記録 八村との試合中の交流も披露「思いっきり叫んだ」
試合中の八村とのやりとりにも言及「『やったぜ』みたいなドヤ顔されていた(笑)」
2度目の日本人対決となったこの試合。同時にコートに立つことはなかったが、試合中でも八村とのやり取りはあったようだ。渡邊によると「良いプレーするたびに僕が座ってるベンチを見てきて、『やったぜ』みたいなドヤ顔されていた(笑)」ようで、渡邊自身も「僕も仕返ししてやろうと思っていたが、今日自分はオフェンス面でいいところが出せなかった」と冗談交じりに話した。
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実際にやり取りが行われたのは、第1Q残り8分35秒にイシュ・スミスからのパスを左コーナーで受けた八村が、3Pを沈めた場面で、渡邊は「僕らのベンチの目の前で(八村が)ドフリーになったので、僕も後ろから思いっきり叫んだ。そしたらこっち振り向いてニヤニヤしながら帰って行ったので、『この野郎』と思って(笑)」と笑いながらやりとりを明かした。ちなみに、渡邊はその時、「あいつの名前を『塁ー!』って思いっきり叫んだ(笑)」という。
「ただ、塁の活躍は本当に凄いと思うし、前回やった時も少し出させてもらったが、勝負所で出たのはほんの3分くらいで、残りの3分とかは完全に試合が決まった状態だった。今日に関してはまだ競っている状態で第1Q終わりから第2Q頭まで出れたので、前より成長はできたのかなと思う」と八村を称賛しつつ、自身の成長への手応えも口にした。
最近の試合でプレーする状況が少しずつ変わってきていることについて聞かれると、「自信をもってプレーできている。今日はなかなかパスが回ってこなかったが、そこは練習や試合を通してチームメートの信頼を勝ち取っていかなければいけない。自分がカッティングしていって実際にノーマークになっている場面もあった。パスが回ってくれば得点も伸びてくると思う。自信を持ってやらなければいけない立場だし、去年よりは確実に『getting comfortable(心地よくなってきている)』って感じです(笑)」と状況が好転してきていることに自信をのぞかせた。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)