ウィルソン氏がリンクサイドで撮影した2ショット公開、新衣装も話題に

　フィギュアスケートの4大陸選手権は9日、男子フリーが行われ、ショートプログラム（SP）1位の羽生結弦（ANA）が187.60点、合計299.42点で初優勝を飾った。これにより、ジュニア＆シニアの主要国際大会を完全制覇する「スーパースラム」という男子初の快挙を達成。試合後は2位に入った同門のジェイソン・ブラウン（米国）との舞台裏2ショットをコーチが公開し、「超キュートね」「ユヅの新衣装大好き！」と海外ファンの反響を集めている。

　緊張から解き放たれ、羽生が無邪気な素顔を見せた。暗転した会場、リンクサイドで羽生は左手でピースを決め、大会中にはなかなか見せないリラックスした表情。様になった「SEIMEI」の新衣装の隣では、同じクリケットクラブで練習するブラウンも顔を寄せ合い、ニッコリとピース。互いに腰に手を回し、舞台裏で1、2位コンビが輝いていた。

　この画像を投稿したのは、クリケットクラブで指導するトレイシー・ウィルソン氏。インスタグラムで「ジュン（チャ・ジュンファン）、ジェイソン、ユヅ、おめでとう！」と教え子3人を祝福。「なんてファンタスティックな男子大会だったの。この大会に関われて本当に良かった」と感激の様子で写真を公開すると、海外ファンからも瞬く間にコメントが届けられた。

「超キュートね」「なんて素晴らしいイベント」「今季1番の大会だった！」「みなさんよくやりました！」「特にユヅ！　スーパースラムの男」「氷上の芸術を見た！！！」「ユヅの新しい衣装大好き！」「あなたの懸命な仕事ぶりと大きなサポートのお陰で、あなたの生徒たちは栄光を手にしました！」「ファンタスティックだったというのは大賛成！」などの声が相次いだ。

　羽生はこの大会で男子史上初の「スーパースラム」を達成。歴史的快挙を演じた裏では日々切磋琢磨する盟友、それを指導する恩師の支えがあった。