羽生結弦の快挙なるか ブラウンら出場の4大陸男子に五輪専門注目「友人と対戦する」
フィギュアスケートの4大陸選手権が6日、韓国・ソウルで開幕する。五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)は3年ぶりに出場。ジュニアの世界選手権&グランプリ(GP)ファイナル、シニアの五輪、世界選手権、GPファイナル、4大陸選手権という主要国際大会を制覇する男子史上初の「スーパースラム」の快挙に期待がかかる。プログラム構成を変更し、海外メディアは「平昌でのハニュウのルーティンが戻ってくる」と注目している。
6日開幕の4大陸選手権…五輪公式が男子展望を明かす
フィギュアスケートの4大陸選手権が6日、韓国・ソウルで開幕する。五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)は3年ぶりに出場。ジュニアの世界選手権&グランプリ(GP)ファイナル、シニアの五輪、世界選手権、GPファイナル、4大陸選手権という主要国際大会を制覇する男子史上初の「スーパースラム」の快挙に期待がかかる。プログラム構成を変更し、海外メディアは「平昌でのハニュウのルーティンが戻ってくる」と注目している。
五輪王者に注目している。「ユヅル・ハニュウ、4大陸選手権での生涯『スーパースラム』に向け五輪の勝利の曲を使用」というタイトルで記事を掲載したのは、IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」だった。「平昌でのハニュウのルーティンが戻ってくる」と記している。
ISUは予定プログラムを公開しており、羽生は今大会からショートプログラム(SP)、フリーともに優勝した平昌五輪当時のものに変更した。SPでは冒頭の4回転サルコーから、4回転トウループ―3回転トウループのコンビネーション。後半には3回転アクセルを跳ぶ。フリーでは冒頭に4回転ルッツ、4回転サルコー、単独の3回転アクセル。さらに4回転トウループ―3回転トウループのコンビ、4回転トウループ―シングルオイラー―3回転サルコー、3回転アクセル―2回転トウループを予定している。
昨年12月の全日本選手権からはがらりと変わったプログラム構成。オリンピックチャンネルでは「王座獲得に向け、ハニュウは2018年に平昌で五輪タイトルを守った曲を改めて使うようだ」とつづられている。さらに記事では大会の展望として「ハニュウはソウルで2人の友人と対戦する。アメリカのジェイソン・ブラウンと地元のチャ・ジュンファンである」と記している。