死去後初めての試合でレイカーズが配慮、2人が最後に座った場所を空席に

　米プロバスケットボール（NBA）のレイカーズは31日（日本時間2月1日）、本拠地トレイルブレイザーズ戦でOBのコービー・ブライアント氏がヘリコプター事故で死去後、初めての試合に臨んだ。会場のステイプルズセンターでは、亡くなったコービー氏と娘ジアナさんが最後に座った席にそれぞれのジャージをかけ、空席にする配慮を実施。米メディアが実際の写真を公開し、反響を呼んでいたが、コービー氏のバネッサ夫人も自身のインスタグラムで反応している。

　誰よりも2人の姿を見続けてきた。会場のステイプルズセンターのコートサイドの最前列、その2席に薔薇が置かれていた。右の席には「Lakers 24」と書かれたコービー氏のジャージ、左の席には「MAMBA 2」と書かれた娘ジアナさんのジャージ、亡くなった2人のためだけの“特別席”。米メディアがこぞって紹介していたが、これに反応したのが、バネッサ夫人だ。

　自身のインスタグラムで実際の座席を撮影した写真を公開し、「背番号24と2はいつだって一緒よ」と2人の関係性に思いを馳せた。投稿には、米ファンから「天使よ、彼らの道を照らして」「あなたとあなたの家族に私たちからの愛を」「コービーとあなたの娘のために祈ります」「なんて美しい追悼なんでしょう」などとコメントが寄せられ、反響が広がっていた。