今週開幕のPGAツアー、レイカーズの「24」着用などでプレーする選手ら続々

　ヘリコプター事故により、死亡した米バスケットボール（NBA）の元スーパースター、コービー・ブライアント氏と13歳の娘・ジアナさん。スポーツ界では様々な形で追悼する動きが世界で広がっているが、今週の米ゴルフツアーでも米国選手を中心にコービーのかつてのジャージ、シューズを着用したり、それぞれが思いを形にしてプレーしている。PGAが実際の選手の様子を公開し、「粋な振る舞いだ」などと反響が広がっている。

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　ゴルフ界にもコービー追悼の動きが広がっている。26日の事故後、初めて行われた米男子ツアー、ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでは、米ゴルフ専門局「ゴルフチャンネル」によると、マックス・ホーマー（米国）がレイカーズのジャージ、ジャスティン・トーマス（米国）はコービーの母校のジャージを着用してプレーした。

　また、トニー・フィナウ（米国）はレイカーズの8番のジャージに24番のシューズを着用したほか、数人の選手もヘッドカバーにレイカーズのものを使用した選手がいたという。PGA公式ツイッターとインスタグラムは「アイドルへ愛を示す」と記し、ホーマー、トーマスがそれぞれ思いを形にした様子を公開した。

　米ファンからは「コービーの伝説よ、永遠に」「大きくなったらPGAツアーでプレーしたいな」「PGAツアーで起こった最高の出来事の一つ。マンバよ、安らかに眠れ」「バスケットボール以上に大きな存在」「なんて素晴らしい！　世界と米国は彼がいないことを心から寂しく思うわ」「粋な振る舞いだ」などコメントが相次いだ。

　競技は違っても、米スポーツ界に燦然と輝く歴史を築いてきたレジェンドをゴルファーたちも追悼している。