女王メドベージェワの「最大の競争相手」 米メディアがライバルの1人に本田真凜指名
絶対的な世界女王のライバル候補に「アリーナ・ザギトワとマリン・ホンダ」が浮上
本田は先のUSインターナショナルクラシック(米ソルトレイクシティ)で優勝。標高1300メートルという高地で酸素の薄い状況下、フリーでは酸欠になりながら大きなミスをすることなく、持ち前の表現力を発揮し、鮮烈なシニアデビューを飾った。記事でも、「16歳のホンダは先週ソルトレイクシティでのBレベル大会で、シニアの国際大会デビュー戦に勝利した。アメリカのトップ女子4人のうち3人が出場した大会をものにし、(合計スコアで)198.42点を叩き出した」と触れている。
15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)も将来を嘱望される若手有望株だ。ロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)ではSP3位もフリーで147.17点をマークし、合計218.46点で樋口新葉(日本橋女学館高)を抜いて逆転優勝を果たした。記事では、10月に始まるグランプリ(GP)シリーズでそれぞれが順当に結果を残せば、「12月のGPファイナルでメドベージェワ、ザギトワ、ホンダは初めて同一大会に集まる」ことになると紹介している。
世界女王が貫録を見せるか、それとも本田やザギトワら若手が勢いを見せるか。早くも女子選手たちが激しく火花を散らしている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer