ロシア3人娘、4位に30点差の表彰台独占 海外絶賛「女子界のアバンギャルドと証明」
フィギュアスケートの欧州選手権は25日(日本時間26日)、女子フリーが行われ、アリョーナ・コストルナヤが合計240.81点で優勝。2位に237.76点のアンナ・シェルバコワ、3位に225.34点のアレクサンドラ・トルソワが入り、ロシア3人娘が表彰台を独占した。4位以下に30点以上の大差をつける圧倒劇に対し、海外メディアも「女子フィギュア界において、自分たちがアバンギャルド(前衛)であることを再び証明した」と称賛している。
欧州選手権でコストルナヤV、シェルバコワ2位、トルソワ3位
フィギュアスケートの欧州選手権は25日(日本時間26日)、女子フリーが行われ、アリョーナ・コストルナヤが合計240.81点で優勝。2位に237.76点のアンナ・シェルバコワ、3位に225.34点のアレクサンドラ・トルソワが入り、ロシア3人娘が表彰台を独占した。4位以下に30点以上の大差をつける圧倒劇に対し、海外メディアも「女子フィギュア界において、自分たちがアバンギャルド(前衛)であることを再び証明した」と称賛している。
スコアが3人の異次元ぶりを表していた。優勝した240.81点のコストルナヤを筆頭に237.76点のシェルバコワ、225.34点のトルソワが続く。国際大会では12月のグランプリ(GP)ファイナルに続き、見事な表彰台独占となったが、192.88点で4位のアレクシア・パガニーニ(スイス)とは32.46点差。いかにロシア3人娘の実力が抜きん出ていたか、伺い知れる。
IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は大会をレポートした記事の中で「アリョーナ・コストルナヤは息をのむような素晴らしい滑りを見せ、2020欧州選手権のチャンピオンになった」とまずはコストルナヤの戴冠を伝えた。
その上で「彼女のチームメートであるアンナ・シェルバコワとアレクサンドラ・トルソワも2位と3位に続き、ロシアスケート界にとってパーフェクトな夜となった。モスクワでエテリ・トゥトベリーゼと特訓した“3A(アリョーナ、アンナ、アレクサンドラの頭文字)”はオーストリアのグラーツでもう1度輝いたのである」とロシア勢にとって最高の結果になったと評した。
さらに「この16歳、15歳、15歳の3人は、女子フィギュア界において、自分たちがアバンギャルド(前衛)であることを再び証明したことになった」とGPファイナルに続く表彰台独占で女子戦線の主役にいると改めて評価した。今回は欧州No.1決定戦だったが、3月に行われる世界選手権ではどんな戦いとなるのか。今から待ち遠しい大会となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)