ジョウ、4か月ぶり氷上復帰 名門大学生との二足の草鞋が「苦しい時間だった」理由
フィギュアスケートの全米選手権、男子ショートプログラム(SP)は25日(日本時間26日)に行われる。9月のチャレンジャーシリーズ、USインターナショナルクラシック以来、4か月ぶりに氷上に戻ってくるのは昨季の世界選手権で3位に入ったヴィンセント・ジョウだ。今季からブラウン大に進学したジョウだが、大学の過密スケジュールのため、十分な練習時間を確保できず、出場予定だったグランプリ(GP)シリーズの2戦を棄権。心機一転の再出発となる19歳を、米放送局「NBCスポーツ」が特集している。
大学の授業参加を「保留」にし4か月ぶりに全米選手権で復帰
フィギュアスケートの全米選手権、男子ショートプログラム(SP)は25日(日本時間26日)に行われる。9月のチャレンジャーシリーズ、USインターナショナルクラシック以来、4か月ぶりに氷上に戻ってくるのは昨季の世界選手権で3位に入ったヴィンセント・ジョウだ。今季からブラウン大に進学したジョウだが、大学の過密スケジュールのため、十分な練習時間を確保できず、出場予定だったグランプリ(GP)シリーズの2戦を棄権。心機一転の再出発となる19歳を、米放送局「NBCスポーツ」が特集している。
同局の電子版では「ヴィンセント・ジョウ、スケートへの復帰のため大学の授業参加を保留に」の見出しで久々に復帰するジョウの現状を伝えている。
今季から名門アイビー・リーグのうちの1校、ブラウン大に進学。しかし過密スケジュールの大学生活のため、スケートとの両立が困難な状況になっていたようだ。
記事では「ヴィンセント・ジョウは、スケーターとしての未来が見えなくなりそうな落ち着かない秋の季節を切り抜けたようだ。ブラウン大学(米ロードアイランド州)での1学年目の授業の過密日程と拠点のスケートリンクが見つからない時間が多くのことを明らかにした」と伝えている。
今季は9月にUSインターナショナルクラシックに出場し3位になったのを最後に、出場予定だったGPシリーズの中国杯、ロステレコム杯を欠場。その間は満足な練習すらできなかったという。
「ジョウは、大学での秋学期の授業を終えるため2か月間も氷上に立てなかったばかりか、4か月間に渡って十分なトレーニングを積むことができなかった。そこで、授業参加を中断し昨年12月に拠点をカナダ・トロントに移し、新たなコーチと再始動した」