痛ッ! アイスダンスで珍事、女子選手の髪が相手の服に… 実況席「なんてことだ!」
フィギュアスケートのカナダ選手権で珍しいハプニングが起きた。アイスダンスのショートダンス(SD)で演技中に女子選手の髪が男子選手の服に引っ掛かり、慌てて男子選手がふりほどくという事態に。米記者が実際のシーンを動画付きで公開し、現地実況席も「なんてことなの!」と驚いている。
カナダ選手権で演技中に珍事、本人は“決定的瞬間”を明るく公開
フィギュアスケートのカナダ選手権で珍しいハプニングが起きた。アイスダンスのショートダンス(SD)で演技中に女子選手の髪が男子選手の服に引っ掛かり、慌てて男子選手がふりほどくという事態に。米記者が実際のシーンを動画付きで公開し、現地実況席も「なんてことなの!」と驚いている。
まさかの珍事に襲われたのは、平昌五輪代表のパイパー・ギレス、ポール・ポワリエ組だった。17日(日本時間18日)に行われたSDの演技中、体を絡ませるようにして滑っている場面で突然ギレスが顔をしかめる。すると、ポワリエも慌てて胸元に手をやった。そこにはギレスの頭が……。
なんとポワリエの胸元のボタン部分にギレスの髪が引っ掛かり、離れなくなっていたのだ。見るからに痛々しい場面だったが、すぐにふりほどくと、何事もなかったかのように演技を再開。平昌五輪8位の貫禄を見せて首位発進したばかりか、キス・アンド・クライでギレスは「やっちゃった!」というようなジェスチャーで髪を押さえ、おどけた表情を見せていた。
実際のシーンを米名物記者のニック・ザッカルディ氏がツイッターに動画付きで公開。VTRでそのシーンが流れた実況席では「なんてことなの」と驚きの声も上がり、会場からも思わず笑いとどよめきが伝わっていた。
ギレスは演技後にインスタグラムを更新。実際に髪がひっかかったシーン、キス・アンド・クライでおどけたシーンなどの写真を掲載し、「まあ、それがスポーツよ。髪がボタンに引っかかることだってあるわ。なかったことにしましょう!! メンタルタフネス。さあ、明日はフリーダンスよ!」と豪快に笑い飛ばしていた。
2人で演技を行うアイスダンスやペアはシングルに比べ、ハプニングはつきもの。そんなことも気にすることがないメンタルはさすがだ。翌日のフリーでも堂々たる演技を見せた2人は大会初優勝を飾った。
(THE ANSWER編集部)