ウィザーズがセルティックス破って2連勝 また強豪撃破、八村塁もベンチから声援
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は6日(日本時間7日)の本拠地セルティックス戦を鼠径部の打撲により11戦連続で欠場。黒のジャケット姿でベンチから試合を観戦した。ウィザーズは、この日もエースのブラッドリー・ビールを負傷で欠いたものの、現在東カンファレンス2位につける好調セルティックスを相手に99-94で勝利。4日(同5日)のナゲッツ戦に続いてアップセットを演じ、2連勝を飾った。
ナゲッツに続いてアップセット、離脱中の八村も会場で声援
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は6日(日本時間7日)の本拠地セルティックス戦を鼠径部の打撲により11戦連続で欠場。黒のジャケット姿でベンチから試合を観戦した。ウィザーズは、この日もエースのブラッドリー・ビールを負傷で欠いたものの、現在東カンファレンス2位につける好調セルティックスを相手に99-94で勝利。4日(同5日)のナゲッツ戦に続いてアップセットを演じ、2連勝を飾った。
第1クォーター(Q)は現在3連勝中のセルティックスにミスが目立つ。イアン・マヒンミのブロックショットに合うなど、ウィザーズディフェンスが機能した面もあったが、6つのターンオーバーを献上するラフなスタートに。一方のウィザーズは古巣対戦となったアイザイア・トーマスが、3Pを含む5得点を決め上々の滑り出しを切る。
第2Q開始間もなく、ここ最近ベンチからの出場で好プレーを続けていたギャリソン・マシューズにアクシデント。トランジションでディフェンスに戻っている最中に、ジェイソン・テイタムの足を踏んで右足首を捻ってしまう。コートにうずくまり、自力で立ち上がれないマシューズは、ウィザーズのスタッフ2人の肩を借りてロッカールームへと下がった。
依然としてシュートがリングを通らないセルティックスに対し、ウィザーズは4日のナゲッツ戦でキャリアハイの32得点を叩き出したイシュ・スミスがこの日も躍動。前半に放った6本のフィールドゴールのうち5本を沈めて11得点。マヒンミも前半で8リバウンド3ブロックを記録するなど、リム周りで存在感を発揮。セルティックスにとって今季前半得点最少となる40点に抑えたウィザーズは、11点のリードを得て試合を折り返す。
後半に入るとセルティックスが追い上げを見せる。この日多くのセルティックスファンが駆けつけたキャピタル・ワン・アリーナで、“緑色の声援”に後押しを受けたセルティックスは、テイタムを中心に得点を重ね、1点差まで迫り最終Qに突入した。最終Q、ウィザーズは一時逆転を許したが、最後は底力を発揮し、セルティックスを退けた。
八村は試合中に、ベンチの選手たちと談笑したり、味方選手の好プレーに対して立ち上がって声援を送ったり、元気な姿を見せていたが、12月16日(同17日)のピストンズ戦で負った右鼠径部打撲で離脱して以来、チームは初の2連勝を飾った。
(THE ANSWER編集部)