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アイスがスポーツをする子どもに頼もしいワケ 夏場の運動後のおやつ、熱中症対策にオススメ

栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第41回は「熱中症予防としてのアイス」について。

第41回は「熱中症予防としてのアイス」について(画像はイメージです)【写真:写真AC】
第41回は「熱中症予防としてのアイス」について(画像はイメージです)【写真:写真AC】

連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第41回

 栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第41回は「熱中症予防としてのアイス」について。

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 夏の定番おやつといえば、子どもたちも大好きな「アイス」。実はスポーツをする子どもたちにとって、夏のアイスは、熱中症を防いでくれる頼もしい存在でもあります。

 日本のアイスは原材料によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」と4種類に分かれています。

 簡単に説明すると、「アイスクリーム」は乳固形分が15%、内乳脂肪分が8%以上であるもの。濃厚なミルクの風味が特徴です。「アイスミルク」は乳固形分が10%、乳脂肪分が3%以上で、「アイスクリーム」よりもミルク感が軽くなります。そして「ラクトアイス」は乳固形分3.0%以上のもので、乳脂肪分の量は問われません。

 最後の氷菓は上記の3種類以外を指しますが、アイスキャンディーやシャーベット、かき氷といった氷っぽいタイプが代表的です。

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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