アイスがスポーツをする子どもに頼もしいワケ 夏場の運動後のおやつ、熱中症対策にオススメ
栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第41回は「熱中症予防としてのアイス」について。
連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第41回
栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第41回は「熱中症予防としてのアイス」について。
◇ ◇ ◇
夏の定番おやつといえば、子どもたちも大好きな「アイス」。実はスポーツをする子どもたちにとって、夏のアイスは、熱中症を防いでくれる頼もしい存在でもあります。
日本のアイスは原材料によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」と4種類に分かれています。
簡単に説明すると、「アイスクリーム」は乳固形分が15%、内乳脂肪分が8%以上であるもの。濃厚なミルクの風味が特徴です。「アイスミルク」は乳固形分が10%、乳脂肪分が3%以上で、「アイスクリーム」よりもミルク感が軽くなります。そして「ラクトアイス」は乳固形分3.0%以上のもので、乳脂肪分の量は問われません。
最後の氷菓は上記の3種類以外を指しますが、アイスキャンディーやシャーベット、かき氷といった氷っぽいタイプが代表的です。