部活の夏合宿で起こる下痢・便秘の有効対策 お腹を壊しやすい子どもは「生もの避けて」
眠れない場合に試してほしい2つのこと
最後に、睡眠に関しても少し触れましょう。
ハードな合宿や遠征時は、昼寝で午前の疲れを、夜に午後の疲れをしっかり取るのが理想的です。ところが、寝具が変わること、チームメイトと一緒の時間が楽しく、興奮の神経が優位になることなどで、寝付けなかったり、睡眠の質が悪くなったりと、睡眠に問題が出る選手もいます。
ただ、初日こそ寝られなくても、次第に環境に慣れたり、疲れたりで、自然と眠れるようになります。それでも眠れない場合、以下のことを試してみてください。
<1>昼寝の時間があっても、夜のためにあえて眠らないようにする。
<2>普段、自分が使っているタオルケットやブランケットなど、持参できるサイズのものを持参し、寝床に使う。
以上はトップの選手も実践する方法です。毎日、本来の力を出しきって練習や試合に取り組めるよう、「しっかり食べて、しっかり寝る」よう、個々に工夫してくださいね。
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(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)