元Jリーガーが語る成功と失敗の分かれ目 実体験で語る、幼少期から実践すべきこと
アスリートが成功を手にするか、伸び悩んでやめていくか――。日々の生活をどう過ごすかもその分かれ目となる。特に激しいトレーニングを積む中での食事は大切なポイントとなる。その重要性を痛感した人物がいる。元Jリーガーで現在は都内で「いいだ鍼灸整骨院」の院長を務める飯田紘孝さんだ。
将来を嘱望されながら伸び悩む選手も、「頭の中で分かっていても実践できなかった」
アスリートが成功を手にするか、伸び悩んでやめていくか――。日々の生活をどう過ごすかもその分かれ目となる。特に激しいトレーニングを積む中での食事は大切なポイントとなる。
その重要性を痛感した人物がいる。元Jリーガーで現在は都内で「いいだ鍼灸整骨院」の院長を務める飯田紘孝さんだ。
小学生の頃から横浜FM(日産)の下部組織に所属し、ユース時代にはU-16日本代表に選ばれた実績もある。167センチと小柄ながら天性のドリブルとサッカーセンスで中盤のアタッカーとして期待され、2000年にトップチームに昇格。当時、チームを率いた岡田武史監督からもその才能を高く評価されていた。しかし、思うように結果を残せずに03年に引退に追い込まれた。
そんな飯田さんは現役引退後に柔道整復師などの資格を取得。現在は身体のプロフェッショナルとなり、多くの人々の身体のケアやサポートを手がけているが、プロ選手としてプレーしていた当時の食事は“プロレベル”に達していなかったという。
現役時は横浜FMの栄養アドバイザーを務める橋本玲子さんらの助言も再三受けたが、「頭の中で分かっていても、自分の中で実践しなければいけないという気持ちが薄かった」。そのため、プロを生き抜くだけの身体を作ることができなかったと振り返る。