子どもの試合当日、コンビニで買う昼ごはん「3つの約束事」 おにぎりなら具は何?
飲み物はどうすればいい? 紙パックはNG?
<3>念のため、の軽食も準備
小腹が空くと、試合中の集中力を欠いたり、動けなくなったりする原因になります。ミニパン、ミニようかんなど、一口、二口で食べられる物や、試合と試合の間の時間に食べられるカットフルーツなどを事前に購入し、持たせてあげましょう。
そのほか、試合前は緊張して食べられないという子どもには、ゼリー飲料、ヨーグルトなど、喉越しのよい物も持たせてあげると安心です。
また、飲み物ですが、紙パックの飲み物は、飲みきれなかった時に処分に困ったり、飲み切れなかった中身をこぼしてしまったりします。きちんと口を締められるキャップ付きの容器の麦茶や野菜ジュース、果汁100%ジュースなどを選びましょう。
我が家でも小学生の娘が所属するスポーツクラブでは、休日練習の際、各自、軽食を持参する決まりになっています。はじめの頃は、食べるタイミングや時間帯、食事の際にテーブルがあるのかなどが分からず、帰宅した娘に「量はどうだった?」「動いていて、お腹が痛くならなかった?」「食べる場所は、どんな感じ?」など聞いていました。
試合当日の環境は、その時々によって異なるため、食べるタイミングはいつ頃なのか、どのような環境で食べるのかなどを、指導者の方から選手や保護者に事前に伝えていただけると助かると思います。
また、近くに手洗い場がないこともあるので、除菌用ウェットシートを持たせることも大切。ほか、ゴミがたくさん出たので袋が必要だった、箸やフォークを落とした、なくした……など、小さなトラブルも起こります。今回、コンビニで買った食事内容はどうだったか、そのほかどんな物が必要だったかなどを試合後に話しておくと、次の時に役立ちますし、子どもが自分で対処できるような準備にもつながりますよ。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)