スポーツをする人の食事の整え方3つのコツ 鉄分補給は「ミロ」の牛乳割りもオススメ
もう一つ大事な「食事の記録」3つのチェックポイント
さて、もう一つ大事なことは「食事の記録」です。体重と合わせて食事を記録することで、自分がどのぐらいの量を食べればよいのかが、より具体的にわかるようになります。無料の食事管理アプリを使う、ノートに書くなど、続けられそうな方法でスタートしてみましょう。
食事を記録する際、3つのチェックポイントがあります。それは、
<1>欠食(食事を抜く)をしていない。
<2>補食(食事の合間に摂る栄養とエネルギーを補う間食)を摂っている。
<3>食べた物の栄養成分をチェックする。
です。<3>は食事管理アプリを使うと、1食当たりのエネルギーやたんぱく質、脂質の量が感覚的につかめるようになります。
栄養成分量をチェックするようになると、自然とエネルギー量を把握できるようになりますし、知識も自然とつきます。例えば鶏のから揚げ弁当と鮭弁当で悩んだときも、「鶏のから揚げ弁当は鮭弁当の倍ぐらい脂質があるのか!」ということに気づけ、今、自分にどちらが必要なのかがわかるようになります。
特に、体重が増えやすいことを気にしている方は、必ず脂質量をチェック。外食が多い、コンビニエンスストア、スーパーでお弁当や総菜を買うことが多い方は特に、知らないうちに脂質を摂りすぎているので、要注意です。
よいコンディションを維持するためには、日ごろから食べている内容を知ることが、とても重要。結果、自然とバランスのよい食事が摂れるようになり、減量・増量期に計画を立てるうえでも大いに役立ちますよ。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)