通勤中に突然、襲ってくる腹痛… “お腹をこわしやすい人”に共通する食習慣とは
あなたはいくつ当てはまる? 「お腹をこわしやすい人の食習慣チェック」
最後にアスリートたちにも必ず質問する、食習慣の簡単なチェック項目を掲載したので、今の食生活に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。あまりに日常的に食べているものばかりで、拍子抜けするかもしれませんが、だからこそ原因に気づきにくいともいえます。思い当たる項目の料理や食事の量を減らし、体の変化をみてください。一つずつ試すことで、不調の原因がはっきりしてきますよ。
今年も「急にお腹を下すようになった」という選手と面談しましたが、彼の場合は、オフの日のビールの量と脂っこいおかずを減らしただけで、すっかり調子を取り戻しました。お腹に不安を抱えていると仕事のパフォーマンスまで落ちてしまうのは、アスリートもビジネスマンも同じです。まずは食習慣と生活習慣の見直してみてくださいね。
【お腹をこわしやすい人の食習慣チェック】
以下の項目から、現在の食事の傾向に当てはまるものの食べる量を減らし、様子をみてみましょう。
□脂っぽいものを食べ過ぎていないか?
例)焼肉、揚げ物、カレーライス、カルボナーラ
□刺激の強い物を食べ過ぎていないか?
例)アルコール、炭酸水、香辛料を多く使った料理、酢の物
□冷たいものを摂り過ぎていないか?
例)冷たい飲み物、果汁100%ジュース、アイスクリーム
□繊維質のものを食べ過ぎていないか?
例)生野菜、ごぼう、きのこ、海藻、未精製の穀物(玄米など)、果物
□ガスがたまりやすいものを食べ過ぎていないか?
例)いも類、豆類
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)