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通勤中に突然、襲ってくる腹痛… “お腹をこわしやすい人”に共通する食習慣とは

あなたはいくつ当てはまる? 「お腹をこわしやすい人の食習慣チェック」

 最後にアスリートたちにも必ず質問する、食習慣の簡単なチェック項目を掲載したので、今の食生活に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。あまりに日常的に食べているものばかりで、拍子抜けするかもしれませんが、だからこそ原因に気づきにくいともいえます。思い当たる項目の料理や食事の量を減らし、体の変化をみてください。一つずつ試すことで、不調の原因がはっきりしてきますよ。

 今年も「急にお腹を下すようになった」という選手と面談しましたが、彼の場合は、オフの日のビールの量と脂っこいおかずを減らしただけで、すっかり調子を取り戻しました。お腹に不安を抱えていると仕事のパフォーマンスまで落ちてしまうのは、アスリートもビジネスマンも同じです。まずは食習慣と生活習慣の見直してみてくださいね。

【お腹をこわしやすい人の食習慣チェック】

 以下の項目から、現在の食事の傾向に当てはまるものの食べる量を減らし、様子をみてみましょう。

□脂っぽいものを食べ過ぎていないか?
 例)焼肉、揚げ物、カレーライス、カルボナーラ

□刺激の強い物を食べ過ぎていないか?
 例)アルコール、炭酸水、香辛料を多く使った料理、酢の物

□冷たいものを摂り過ぎていないか?
 例)冷たい飲み物、果汁100%ジュース、アイスクリーム

□繊維質のものを食べ過ぎていないか?
 例)生野菜、ごぼう、きのこ、海藻、未精製の穀物(玄米など)、果物

□ガスがたまりやすいものを食べ過ぎていないか?
 例)いも類、豆類

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

 ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJリーグ横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けてのスポーツ食講座なども行う。著書に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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