体を整えれば「仕事の効率も上がる」 福士加代子が市民ランナーに伝えた、コンディショニングの重要性
京都マラソン直前のイベント「おこしやす広場」が13日と14日に開催された。ワコールのコンディショニングウェアブランド「CW-X」のブースも出展され、スペシャル企画としてTeam CW-X副キャプテンの福士加代子さんが登場するトークショーを実施。ランナー以外も無料で入場可能なイベントで、コンディショニングやコース攻略法などについて語った。(取材・文=長島 恭子)

京都マラソン直前のイベント「おこしやす広場」に福士加代子さんが登場
京都マラソン直前のイベント「おこしやす広場」が13日と14日に開催された。ワコールのコンディショニングウェアブランド「CW-X」のブースも出展され、スペシャル企画としてTeam CW-X副キャプテンの福士加代子さんが登場するトークショーを実施。ランナー以外も無料で入場可能なイベントで、コンディショニングやコース攻略法などについて語った。(取材・文=長島 恭子)
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「スゲー、福士加代子じゃん」。足早に移動するオリンピアンとすれ違った男性が振り返り、誰に言うともなくつぶやいた。
15日に開催された「京都マラソン2026」。フルマラソンのゴール付近にある京都市勧業館・みやこめっせでは、大会前の2日間にわたりイベントを実施。出場者で賑わう会場内に出展された「CW-X」のブースでは、今大会の特別ゲストランナーで五輪4大会連続出場の元陸上選手・福士加代子さんのトークショーが開催された。
現在、ワコール女子陸上競技部アドバイザーを務める福士さんは、現役時代から京都を拠点に活動。トークショーでは自身も実践するレース当日のコンディショニング法やランニングフォームのアドバイス、そして馴染み深い大会コースの攻略法まで、参加するランナーに伝えた。
「スタート時に緊張していたら耳を引っ張るといい。これだけで首までほぐれて、呼吸が入りやすくなるよ」「上り坂では呼吸が苦しくなるので、下を見ないこと。正面か、ちょっと上を見ながら、狭めの歩幅でトントントントンとリズミカルに走るといい。太ももやお腹など『いろんな筋肉、使ってるんやなー』と意識すると、体力も持ちます!」と、楽に走り続けるコツを伝授した。
また、コース上のおすすめスポットとして世界遺産の仁和寺をピックアップ。「仁和寺の前は若めの修行僧の方もガンガンに応援してくれます。お坊さんだけに、スッゴクいい声です!」と力説。会場の笑いを誘った。

コンディションが整うと「気分よく、元気に過ごせる」
トークショーの後半は参加者との質疑応答。「レース前日の夜は何を食べたらいいのか?」の質問に対し「生ものは避ける。あとは体がびっくりするので、『せっかく京都に来たから』と普段食べないものを食べないこと!」と回答。長い距離を走るための効果的な練習法については「距離ではなく、ゆっくりと長い時間走ろう。予想タイムと同じ時間、動き続ける練習をした方がいい」など、ランナーたちの質問に時間の許す限り答えた。
「本番は明日ですが、とにかく今から水はこまめに飲んでください。ガバっと飲むのではなく、少しずつ飲むのがコツです。皆さんの完走を願い、私も一生懸命走ります。頑張りましょう!」とトークショーを締めくくった。
「市民マラソンには初心者からシリアスランナーまで参加する。今日はマラソンを走る方はもちろん、走らない方にも簡単にできるコンディショニングの方法を伝えたかった」と福士さん。「体のコンディショニングを整えるとメンタルも上がり、日常生活から気分よく、元気に過ごせる。すると、走りたい意欲が湧いたり、仕事の効率が上がったりする。走る時に限らず、習慣にしてくれたら嬉しい」と語った。
参加者としては、鴨川沿いを走ることを楽しみにしている。「鴨川沿いは普段走っているコースの一つ。応援団や給水所が設営されると、景色がいつもと違う色になって面白い。毎回、走っている知り合いに偶然会ったり、ボランティアが友達だったりと、意外な再会もあるので楽しみです」
京都マラソンは都市型マラソンの一つ。今年はマラソン(42.195km)、ペア駅伝(1区27.6km、2区14.6km)、車いす競技(6.1km)と3つのカテゴリーで開催。約1万6000人が西京極陸上競技場たけびしスタジアム京都をスタートし、ゴールの平安神宮などを目指した。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)
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