現状は「親がプロ野球選手になるのを止める」 斎藤佑樹が抱くセカンドキャリアの危機感と改善策
2021年限りで現役を引退した元プロ野球・日本ハムの斎藤佑樹氏が11日、新たに野球メディア業に進出することを発表した。株式会社シーソーゲームの取締役兼CIOに11日付で就任して進めるのは、選手の“引退後”に備えた情報を提供する事業だ。自身は引退後に「株式会社斎藤佑樹」を起業、10日に2周年を迎えた。この過程で、戦力外通告を受けた選手の“弱み”に気づいたという。
斎藤佑樹氏がメディア業に進出…選手に与えたい引退後の情報
2021年限りで現役を引退した元プロ野球・日本ハムの斎藤佑樹氏が11日、新たに野球メディア業に進出することを発表した。株式会社シーソーゲームの取締役兼CIOに11日付で就任して進めるのは、選手の“引退後”に備えた情報を提供する事業だ。自身は引退後に「株式会社斎藤佑樹」を起業、10日に2周年を迎えた。この過程で、戦力外通告を受けた選手の“弱み”に気づいたという。
斎藤氏が目指しているのは、アスリートと現役引退後の“ネクストキャリア”を考える新サービスの提供だ。現役引退し、新たなステージに進んだ元選手を記事や動画コンテンツで紹介していく。その先には、アスリートの就業支援やイベントの実施も見据えている。
野球を続けている限り“戦力外通告”はいつか訪れる。プロに限らず、高校や大学で野球を終え、次のステージに進む選手もいる。斎藤氏はプロの世界で11年間プレーした後、2021年の秋に現役引退を選択した。そこで痛感したのが情報の不足だった。
「引退した後どうなるのって、全然わからないんですよ。みんな気になると思うんです。そこをこのサービスで補いたい」。戦力外とされた後輩選手から「次は何をやったらいいですか」と相談を受けることもある。