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アスリートと社会を繋ぐプラットフォーム 今、話題の団体「APOLLO PROJECT」とは

現在ビジネスの分野でも活躍する廣瀬さんは、現役選手に「どういう生き方をしたいのか」自問自答することを勧める【写真提供:APOLLO PROJECT】
現在ビジネスの分野でも活躍する廣瀬さんは、現役選手に「どういう生き方をしたいのか」自問自答することを勧める【写真提供:APOLLO PROJECT】

A-MAP第2期が10月に開講、5年後には「国内外のビジネスシーンに卒業生が溢れるように」

 走り出したばかりの「APOLLO PROJECT」。軸となる理念を持ちながらも、必要に応じた変化にも対応しながら成長し続ける団体でありたいと願う2人は、5年後に向けてどのようなグランドデザインを描いているのだろうか。

廣瀬「5年後にはA-MAPを春秋2回開講して、最低でも40人に受講してもらいたいですね。そして、1期生の誰かが起こしたアクションが少し形になって見えていたり、他の受講者も種を蒔き終わっていたり。そういう活動も含め、APOLLO PROJECTを中心としたコミュニティーが生まれて『スポーツのことを聞きたいならアポロに面白い人がいるよ』となっていたり、ビジネスパートナーと一緒にさらに大きく展開できていたらいいなと思います」

山内「『学びと実践』の2軸をどこまで進められているかがカギになると思いますが、少なからずA-MAPの卒業生が起業していたり、地域の課題解決に関わっていたり、ビジネスシーンで活躍していたり、日本や世界に溢れているシーンを増やしていきたいですね。アスリートと社会課題を解決していきたいというお声掛けがどんどん届くようになっていたらいいと思います。そのためにはA-MAPを年4回開講して最大80人くらいを受け入れられる体制にもしていかないと僕たちの自己満足で終わってしまう。5年後といえば、1期生が立てた中長期のプロジェクトが花咲くかもしれない頃。そう考えるとすごく楽しみですね」

 アポロ11号の月面着陸から時を経て、今では民間人が宇宙旅行に出掛ける時代となった。同様に、「APOLLO PROJECT」で自らの可能性を広げ価値を高めたアスリートたちが、世界のビジネスシーンで活躍する日が近い将来やってくることになりそうだ。

【A-MAP第2期概要】

○対象 現役アスリート、元アスリートで1年間を通じて主体的に学び、実践していく意欲がある方
○定員 20人
○受講期間 2021年10月~2022年9月末
○Zoomディスカッション 毎週月曜の夜90分(予定)
○各受講生一人一人にメンター、ラーニングアドバイザー等の個別サポート
○受講費 88万円(税込)
○詳細はA-MAP公式サイト(https://a-map.bbt.ac)まで

(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)

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