東京―福島の遠隔指導で全国大会出場者も プロテニス選手の指導で何が変わったか

3時間の練習後の熱いメッセージ「今日感じたことを忘れずに」
志賀さんの抱えている悩みに対しては、テニスコートの横に設置されているサッカーのゴールを実際に押すことで、体重を乗せるイメージを高めるなど、綿貫のマンツーマン指導は効果てきめん。参加した子供たちはショットやサーブの威力を高めていた。
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「今の目標は全中(全国中学選手権)でベスト8に入ること」と語った志賀さん。今年の大会は残念ながら1回戦負けだったが、来年こそはと、さらなる飛躍を誓っていた。
3時間のトレーニングを終えると、綿貫は「3時間の練習は長いかなと思いましたが、サーブ練習でみんな感覚を高めていた。セカンドサーブの精度も上がった。いいボールを打ってくれている子供が多かったんじゃないかなと思います。自分が言った、今日感じたことは忘れずに、日々取り組んでください」と挨拶。年の瀬の福島で、瞳を輝かせていた子供たち。成長の糧を手にした様子だった。
(THE ANSWER編集部)
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