マラソン30回目、48歳全盲ランナーの消えない情熱 趣味→世界記録…難病宣告から始まった軌跡――長瀬産業・和田伸也
マラソン界のホープ、吉田祐也&黒田朝日と20年後も…
別大マラソンは、最も出場経験が多い思い入れのある舞台。第74回目となる今大会は、昨年の世界選手権東京大会代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)や箱根駅伝で青学大の総合3連覇に貢献した黒田朝日(4年)など、今後のマラソン界を担う有望選手が出場した。日本人トップを争った2人は最終盤までデッドヒートを繰り広げ、多くの注目が集まった。
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和田は「若い選手たちが積極的にマラソンにチャレンジすることは良いこと」とし「ぜひ、吉田選手や黒田選手も(20年後の)第94回大会に出場していただき、一緒に競い合いたいです」と期待を膨らませた。
レース後は伴走者への感謝を忘れなかった。「このレースをやってもらった2人のガイド、普段の市民ランナー。毎日、色んなガイドの人に走ってもらってるおかげで20年間強くなった」。19年から和田のガイドランナーを務める長谷部匠さんは、和田について「練習になるとストイック。練習以外は柔らかく優しい人柄。こういう人についていきたいという存在です」と信頼を口にした。
和田は今秋に名古屋で開催されるアジアパラ競技大会で1500、5000メートルに加え、28年のロサンゼルスパラリンピックも見据える。趣味で始めた一歩。経験と鍛錬を積み重ね、活躍の舞台は世界に広がった。48歳の挑戦はまだまだ止まらない。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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