「やばい。どうしよう」待機室で聞こえたざわめき Bリーグドラフト“1期生”が待った運命の時
バスケットボールのBリーグは29日、創設10年目で初となるドラフト「B.LEAGUE DRAFT 2026」を開催した。高校3年生~大学4年生とプロ2年目までの選手が対象。23クラブが参加し、計11選手がドラフト指名を受けた。新たな制度の“1期生”はどんな心境で運命の時を待ったのか。複数の大学生が胸の内を明かしてくれた。

B.LEAGUE DRAFT 2026
バスケットボールのBリーグは29日、創設10年目で初となるドラフト「B.LEAGUE DRAFT 2026」を開催した。高校3年生~大学4年生とプロ2年目までの選手が対象。23クラブが参加し、計11選手がドラフト指名を受けた。新たな制度の“1期生”はどんな心境で運命の時を待ったのか。複数の大学生が胸の内を明かしてくれた。
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「やばい。どうしよう」
指名を待つグリーンルーム。最前列に座る泉登翔(日本大4年)の耳に、背後から落ち着かない声が入ってきた。初開催となったBリーグドラフト。志望届を提出した108選手の中で、事前のクラブアンケートなどから指名が有力視される18選手が会場に呼ばれていた。泉もその1人。「どうなるのかな」。不安がなかったと言えば嘘になる。ソワソワしながら画面を見つめた。
隣にいた福岡大大濠高の同期、岩下准平(筑波大4年)は1巡目4位で長崎から指名を受け、早々に控室からいなくなった。「あいつはスゲーやつなんで。怪我で苦しんでいたのも知っていたので、自分のことのようにホッとして嬉しかった」。他の選手たちが舞台に上がっていくのを、どこか他人事のように見ていた。「自分はそこまで特別な選手ではない」。呼ばれないだろうと腹をくくっていた。
1巡目で指名されたのはわずか6人。2巡目にいたっては2人だけだった。3巡目に参加表明したのは8クラブのみ。振り返らなくても、他の選手のざわめきが増していくのを肌で感じた。最初の指名から約1時間。ついに3巡目2位(全体10位)で富山から泉の名前が呼ばれた。「なりたかったバスケットボール選手への第一歩が始まると思うと、すごく感慨深かった」。思わず安堵の笑みがこぼれた。
「指名されても5、6人かなと思っていた。自分がその中に入っているかどうかと言ったらなかなか怪しいと思っていた。拾っていただけて逆にびっくり」
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