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なぜ1人も指名しなかった?「即戦力が…」 Bリーグドラフトで「回避」を選んだGMたちの本音

GMの中で挙がった課題「もっとこうしたら…」

 ただ順番が回ってきたときには目当ての選手はすでに他クラブが指名済。「多分上位で指名されるだろうと想定していた」と、指名ゼロは想定通りだという。ロスター枠が14人しかなく、契約も最大で3年。「他のクラブさんもそうだと思うが、(欲しいのは)即戦力。なかなか即戦力の選手がいない。育成すると時間がかかってフリーエージェントになってしまう。その辺は難しい」と振り返った。

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 全体12位の指名だった神戸の九里大和GMも同じく「指名する準備はあったが、他のクラブさんに全て選ばれてしまったので、今回は回避という形になった」と説明する。1巡目、2巡目それぞれで2人ほど候補をリストアップしていたというが、先を越されてしまった形だ。神戸はB2からBプレミアに参戦。「戦力均衡の部分ですごく大切な取り組みだと思っている」とドラフト制度には前向きだった。

 千葉Jの池内GMも「この取り組み自体はいいことだと思っている。これがどんどん広がっていけば、若い選手たちの刺激にもなって、ドラフトを目指したいという選手も増えてくると思う。そういう世界観であるといいなと思っている」とポジティブな意見を残した。

 1巡目で岩下准平(筑波大)を指名した長崎の伊藤拓摩GMは「もっとこういうところがあったら指名しやすいよね、もっとこういうことをしたらいいよね、ということをGMの中で話し合った。そういった意見もBリーグ側は聞いてくれると思うので、来年もっと素晴らしいものになると思う」と展望する。1位でも23位でも同じ巡目なら金額が一緒、という点や契約年数などが議題に挙がったという。

「今回のドラフトに関して言うと、やっぱりどうなのかな、と疑問を最初は持ちながら臨んだ」と率直に打ち明けた伊藤GM。それでも「バスケット界、Bリーグを考えた時に、このドラフトが磨かれるというのがバスケット界にとっていいんじゃないかと今日参加して感じた」と一定の手応えは掴んだようだ。様々なフィードバックを踏まえ、来年以降の発展につながることを願っていた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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