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なぜ1人も指名しなかった?「即戦力が…」 Bリーグドラフトで「回避」を選んだGMたちの本音

バスケットボールのBリーグは29日、創設10年目で初となるドラフト「B.LEAGUE DRAFT 2026」を開催した。高校3年生~大学4年生とプロ2年目までの選手が対象。23クラブが参加し、計11選手がドラフト指名を受けた。一方、指名回避が相次ぐ結果に。1人も指名しなかったクラブのGMたちに、新制度への本音を聞いた。

Bリーグドラフトが開催された【写真:B.LEAGUE】
Bリーグドラフトが開催された【写真:B.LEAGUE】

B.LEAGUE DRAFT 2026

 バスケットボールのBリーグは29日、創設10年目で初となるドラフト「B.LEAGUE DRAFT 2026」を開催した。高校3年生~大学4年生とプロ2年目までの選手が対象。23クラブが参加し、計11選手がドラフト指名を受けた。一方、指名回避が相次ぐ結果に。1人も指名しなかったクラブのGMたちに、新制度への本音を聞いた。

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 初年度のドラフトは“手ぶら”で帰るクラブが過半数を占めた。参加した23チーム中、1人も指名しなかったのは13チーム。そのうちの1つ、千葉Jの池内勇太GMは「やっぱりサラリーキャップができるのと、新人のサラリーの金額が決まっているのもあったので、全クラブの皆さんもちょっと足元を見ているというのはあった。実際僕たちもそこはすごくネックになっていた部分」と率直に明かした。

 Bリーグは2026-27シーズンから「B.革新」として様々な改革を行う。ドラフトとともにその柱となるのがサラリーキャップ制度だ。B1に変わる新たなトップリーグ「Bプレミア」の場合は、上限が8億円に設定されている。一方、ドラフト指名選手の報酬や契約形態は所属カテゴリーや指名巡によって一律で決まっており、従来の新人選手の年俸上限よりも大幅に増額されている。

 これはドラフトにより進路選択に一定の制限を強いられる選手が、どのクラブに指名されても不利益を被らないようにするための措置。例えば日本の大学から1巡目で指名された選手が「2年契約+プレーヤーオプション」を締結すれば、年俸は1800万円。「3年契約」なら契約金3000万円、年俸800万円だ。2巡目からは金額が下がり、前者で年俸1400万円、後者で契約金2400万円、年俸600万円となる。

 池内GMは「僕たちがもし指名するとなると山崎一渉かな、と思っていた」と、SR渋谷が全体1位で指名したノーザンコロラド大のSFの名を挙げた。続けて「ただ、既存の選手たちでもいい選手がたくさんいるので、彼らを残すことを第一に考えていた。基本的には指名をするのは計画上避けていた」と告白。山崎が2巡目まで残っていても、サラリーとの兼ね合いで見送る可能性が高かったという。

 ウェーバー方式の指名順が、回避の要因になったクラブも。将来的な戦力均衡を目的として掲げるこのドラフト制度では、前年順位の低いクラブを優遇するオッズを設定し、指名順抽選が実施される。ただ、第2回まではBプレミアでの順位確定前の状態で開催されるため、全てのクラブの倍率を均一に設定した抽選となる。今回の抽選で全体11位の指名権を得た川崎の北卓也GMは「候補はいた」と言う。

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