26歳新ヒロイン、挫折が生んだ衝撃「2:19:57」 矢田みくに“初マラソン最高”4か月前の悔し涙
あえて「マラソン専念」とはいわず「1万メートルが大切とも分かった」
レース後は、疲れた顔も見せずに「すごく楽しかった」と笑った。「20キロまではハーフマラソンの人たちに声をかけてもらって、その後も沿道から『頑張って』と応援されて。幸せを感じながら走ることができました」と声援に感謝。「練習から楽しすぎて大丈夫かなと思っていたけれど、本番も楽しかった」と言って、また笑顔をみせた。
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昨年、初めて日本代表として世界選手権東京大会の1万メートルに出場した。入賞を狙ったものの、世界との大きな差を実感して20位。「強くもないのに、強さを偽っていた。打ちのめされました。思い出すと悔しくて涙が出る」と、笑顔の会見で涙をみせた。しかし、約4か月前に味わったその悔しさが転機になった。「それで吹っ切れて、楽しく走ることができた」からこそ、初挑戦したマラソンで想像以上の結果が出せた。
1万メートルかマラソンか、レース前は「どちらとも決めていない」と話していた。「お試し」のマラソンで驚異的な記録を出したが「1万メートルが大切だということも分かった」。あえて「マラソン専念」とはいわず、トラックと並行して練習していく覚悟を口にした。
この結果で来年予定される28年ロサンゼルス五輪選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権も手にした。ロス五輪は「夢ではなく、目標」と話し「夢はイメージするのが難しいけれど、目標はイメージできる」。海外勢と競り合っての好タイム、矢田の目にロス五輪がはっきりと見えてきた。(荻島弘一)
(THE ANSWER編集部)
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