全仏敗退は大坂なおみをどう成長させるのか 21歳の女王が“本当に戦うべき相手”とは
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同42位のカテリナ・シニアコバ(チェコ)に4-6、2-6のストレート負けした。これで自身初の全仏3回戦突破はならず。昨年の全米オープン、今年の全豪オープンに続くグランドスラム3連勝も逃した。
印象的だった会見の答え、一番幸せな気分にさせるのは「ここで負けたこと」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同42位のカテリナ・シニアコバ(チェコ)に4-6、2-6のストレート負けした。これで自身初の全仏3回戦突破はならず。昨年の全米オープン、今年の全豪オープンに続くグランドスラム3連勝も逃した。
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
世界ランク1位になって初めて戦ったグランドスラムが終わった。結果は3回戦敗退。試合後、着替えることなくテニスウェアのまま会見場に現れた大坂は、ガッカリしたり、ムッとしたり、笑顔を見せたり、シニカルになったり、大きなため息を何度もついたり、実に様々な表情を見せた。
その中でも特に印象的だったのが、「今あなたを一番幸せな気分にさせること、肩の荷を下ろして笑顔になれることは何でしょう?」と質問された時の答えだった。
「あのね、変な言い方かもしれないけど、ここで負けたことが一番良かったのかもしれない。私、カレンダー通りにグランドスラムを4連勝することで頭がいっぱいになっちゃって。ずっと達成してみたいって思ってたから。でも、そんな簡単にできるなら、みんなやってるって話じゃない。私、いっぱい練習して、また達成を狙える状況を作る。今はこの大会から『じゃ、またね!』って家に帰るけどね。バーイ! ごめんね、みんな(メディア)に会えなくて残念だとも思わないし(笑)」