多様なラグビーが集まる「One Rugby」がリニューアル 廣瀬俊朗×三阪洋行が見る未来

One Rugbyが目指す「フルーツポンチのような世の中」
今回リニューアルされた「One Rugby」のロゴは、各団体の理事ら8人がそれぞれ書いた一文字をつなぎあわせて作られた。「個性の塊。みんな自由にやっているけど、ラグビー選手なのでちゃんと規律は守れる。そこは強みとして生かしていきたいですよね」と語る廣瀬氏の言葉に、三阪氏が続く。
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「スポーツ庁長官の河合(純一)さんの名言がある。『ミックスジュースにするんじゃなくて、フルーツポンチみたいな世の中にしたい』って。かき混ぜて一つの飲み物にするとそれぞれの味が分かりにくくなるけれど、フルーツポンチはそれぞれの味が残りつつも一つの器に収まった食べ物になる。One Rugbyもそのイメージですね」
ラグビー界は今後、2026年にはデフラグビーの世界大会が東京で開催され、15人制では2035年ワールドカップ招致に向けて年内にも正式立候補する見通しだ。
廣瀬「2035年のワールドカップ開催が決まれば、またラグビーを通した社会変革が起こるかもしれない。車いすもデフもブラインドも合わせて、大きな何かを作りたいね」
三阪「体験会や教育コンテンツはもちろん、何かラグビー関係のことだったらOne Rugbyに頼めば面白いことやってくれるよね、と言っていただけるような準備をしておきたいね」
未来のビジョンを大きく描きながら、One Rugbyはさらなる進化を続けていく。
(佐藤 直子 / Naoko Sato)
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