趣味は「日本で競技すること」 海外スケーターが日本語を学び始めた素敵な理由「世界で最も…」

日本のファンは「私より詳しいんじゃないか」
「今日(のSP)は正直、全然良くない演技だったけど、それでもここでスケートできることをとても嬉しく思っている。ファンからもらうこの感動のおかげで気持ちがマシになるんだ。首位争いをしているわけじゃない私たちのことも、日本のファンは他のチャンピオンたちと同じように鑑賞してくれる。誰かに『世界で最もステキなことは?』と聞かれたら、『日本で競技すること』と答えるよ」
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これほど絶賛する日本は他の国と何が違うのか。「欧州だと最も人気のスポーツというわけじゃないけど、ここではそれに近い人気がある。欧州のファンと話すと『アクセルってなに?』みたいな時もあるけど、ここのファンは『この技術が、あの技術が!』と私よりも詳しいんじゃないかってぐらいに話してくれる」とツィバ。熱量と知識量は選手も舌を巻くほどだという。
「日本に来ると、一時の有名人になった気分になるよ。でも、有名人でいられるからというわけではなく、ここの人たちがとても気にかけてくれていると感じるから嬉しいんだ。日本で1つ大会に出るたびにとても感動して、もう1年スケートできるぞ、という気持ちになるよ」。それぞれの国の国旗を掲げ、分け隔てなく声援を送る日本の観客の想いは、しっかりと選手たちの背中を押していた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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